国宝三重塔の秘仏「薬師如来坐像」の公開は 好天の8日
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- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
木津・加茂 クチコミ:12件
浄瑠璃寺三重塔の初層開扉は、毎月8日と彼岸の中日、正月三が日(いずれも好天の日に限る)で、なかなか公開日に合わせて訪れる機会はありませんでした。
今回初めて8日に訪れ、幸い好天にも恵まれ、秘仏「薬師如来坐像」の拝観が叶いました。
浄土式庭園の中心である宝池の東側に建つ「三重塔」は、京都一条大宮にあった寺院から1178年に移築されたと伝えられる国宝で、小振りながら繊細な美しい姿で 浄瑠璃寺の伽藍のなかでも存在感があります。
開扉された塔の初層は薄暗く壁画はあまり良く見えませんが、金色に耀く「薬師如来坐像」はしっかりと拝観できました。
今回は特別公開日のため参拝者が多く 本堂内で静けさを感じるのは難しい気がしましたが、
平安時代の人のように まずは東の浄瑠璃浄土(薬師如来)をお参りし、次に池越しに(本堂内に入らず)彼岸におられる阿弥陀仏に来迎を願うという参拝方法もありかと思ったりしました。
近郊にお住いの方は好天の8日にぜひ一度訪れてみては…。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2020/01/29
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