卑弥呼の墓という言い伝えがあります!
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- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by norisaさん(非公開)
桜井・三輪・山の辺の道 クチコミ:7件
この古墳は元々は倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)という覚えるのも発音するのも難しい皇族のお姫様を埋葬してあるとの言い伝えがありました。
このお姫様もなかなかの逸話の持ち主です。
それは、彼女は大神神社の主祭神である大物主神と結婚したのですが、大物主神が蛇だと知って驚いてしまいました!
そして、大物主神が我が身を恥じて山に帰ってしまったのですが、自らが婿殿の出自に驚いてしまったことに後悔して自害したそうです。
(今どきのお嫁さん、こんなど根性は持ちませんね(苦笑))
この箸墓古墳は墳長およそ278メートル、後円部は径約150メートル、高さ約30メートルで、古墳の中でも最古級と考えられている前方後円墳です。
日本最大の大山古墳(通称:仁徳天皇陵)など大阪の古墳は当時の海岸線沿いに建設され、国内外の海路を旅する人々への権力誇示に用いた!という説が一般的になりますが、この奈良盆地の南に建設された箸墓古墳は純粋に権力者の権勢を近隣の人々に示すためでしょうかーーー?
この古墳を卑弥呼の墓とする研究者もかなり多いそうです。
卑弥呼が死んで葬られた墓は、じつは日本で最初に造られた巨大な前方後円墳ではないか、という見方が現実となってきます。
というのは、卑弥呼が死亡したのは、魏志倭人伝などの文献によって、3世紀中ごろの247年か、248年とわかっています。
年代推定手法も進歩して、古墳時代の開始を3世紀中ごろとするのがむしろ大勢となり、卑弥呼の死亡時期と一致するようになったそうで、この箸墓古墳は纏向遺跡に近いこともあり、彼女の古墳の最有力候補だそうです。
しかし、正解は未だ不明です。
さて、車でのアクセスですが、無料の広い駐車場があるではありませんか!
(ビックリマーク、多すぎですね(笑))
ひみこ(卑弥呼)の庭とは言い過ぎですが、何はともあれご厚意に感謝して車を停めさせていただきました。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/12/10
いいね!:32票
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