外国人観光客化した市場 ~ 函館朝市
- 1.5
- 旅行時期:2019/06(約5年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
函館 クチコミ:51件
JR函館駅の直ぐ横一帯に広がる複数の施設を統合して「函館朝市」と総称として呼んでいますが、元は戦後の駅まで農家が野菜などの立ち売りをしたのが始まりで、物の無い時代に急発展した闇市ですね~、その後、場所を何度か移転し今の場所に落ち着いたようです。
全国に在る市場って、戦後の混乱期に闇市から発展し続けたところが実に多いですね…、その後は地主や老朽化の問題、都市開発・整備の関係上で閉鎖されたり移転したりと様々です。
函館朝市も中心的な施設”渡島蔬菜農業協同組合ドーム”通称・渡島ドームの老朽化により取り壊され、2014年に新たな施設「函館朝市ひろば」が開業したようです。
だから私なんかは旧渡島ドームが朝市のイメージで~、ドームを囲む通り沿いの店先やその周辺で露天商を営むおばちゃん達の店が立ち並んでる雰囲気しかありません。
今回のように行き成り綺麗に整備された函館朝市・ひろば、生産者直売市場、函館朝市・駅二市場、函館朝市・どんぶり横丁市場、の4施設から成ると言われてもピンと来ないですね?…。
まぁ~、どれも館内施設なので空調が効いて快適で清潔、しかも判り易く区分されているので選択し易く買い易い利便性も向上し外国人対応も出来ているというから凄いです。
但し、良き時代の風情や懐古的な雰囲気は消えてしまいました…、このことが一番残念ではありますが…、仕方がないことなんですね。
そして、日本人観光客や団体客から一変して、外国人観光客・団体客へと様変わりし、いつの間にか中国人・韓国人観光客・団体客へと変貌してしまったことは何とも言えませんね?~。
もはやインバウンドによる経済効果しか頼れない雰囲気一色に成ってしまい、商品の内容から質・売り方、価格の付け方に至るまで全て変わってしまったとしか言いようが有りませんでした…。
通りを歩いていてもすれ違う客は中国人(台湾・香港含む)ばかり~、聞こえてくる言葉も中国語ばかり…、果たしてここは何処?、とも思える心境です。
だから、既に日本人はもう朝市周辺にはいないのです…、他の市場へ去ってしまった感じがしました。
函館朝市は中国人・韓国人観光客の為のアミューズメントパークとしてやっていけば好いのではないかと思いました。
でも、周辺の各店先や旧問屋市の中には少しばかりかまだ昔ながらの風情が残っていたことがせめてもの救いでした…。
- 施設の満足度
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1.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- JR函館駅横一帯に広がるので直ぐで判り易い!
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 中国人・韓国人観光客ばかりで賑わってました?…
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題ありません~
- 見ごたえ:
- 1.0
- 日本人から見れ商品も質も価格も魅力が有りません…
クチコミ投稿日:2019/10/29
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