ある意味、綺麗事で片づけない旭山動物園らしい清々しさが感じられます(カエルマニア的には辛いけど…)
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- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
旭川 クチコミ:497件
人気の旭山動物園内の施設としては、いつもひっそりとした雰囲気に包まれている両生類爬虫類舎ですが、今回は衝撃の表記を見かけましたので、まずはご報告を。
ここの展示は、蛇さんが頭上を動けるようになっている箇所があり、実はカエルさんも蛇さんと同じ飼育室の中にいらっしゃる関係で、今回は、ニホンアマガエルさんがお住いの「わくわくドーム」入口で、衝撃の表示を確認しました…。
その内容は、ニホンアマガエルの解説の項から吹き出しとして、「たぶん、全部ヘビが食べちゃいました」と書かれています。
勿論、カエルマニア的には悲しい話ではありますが、これは裏を返せば、ニホンアマガエルさんは、食べられてもすぐに補充が出来る位、この辺に生息している、ということを意味する訳で、生態系におけるカエルさんの役割を暗に伝えた、ある意味、残酷でもあり、現実でもある姿を如実に表現している、綺麗事で片づけない、本来の旭山動物園らしい秀逸な展示だなと感じました。
旭山動物園は、皆さん、楽しい部分ばかりに着目されるようですが、細部の展示を確認していくと、かなり、人間活動が動物達を危機に追いやっている、といった、動物側からの悲鳴というものを随所で表現されていて、大人の方はもっとこうした問題にも目を向けるべき、博物館的な学びの場としての動物園という側面に注目して頂きたいと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 施設の快適度:
- 5.0
- 動物・展示物の充実度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/10/29
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