亜熱帯の植物に囲まれた静かな家
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- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by はまちゃんさん(男性)
奄美大島 クチコミ:111件
奄美市名瀬の中心街から車で10分ほど、名瀬有屋町の住宅街の外れ、亜熱帯の植物が繁茂する林に入っていくようなところに「田中一村終焉の家」がありました。
昭和33年、それまで住んできた場所も人間関係も捨てて50歳で単身奄美大島に移住し、紬工場で染色工として働きながら絵を描くという生活を繰り返し、昭和52年69歳でだれにも看取られずにその生涯を閉じた田中一村の家です。
木造平屋建ての一軒屋は雨戸が閉まっていて中を見ることができなかったが、とても人が生活していた家とは思えないほど質素なものでした。それでも、資料によると一村はこの家をとても気に入っていたそうで、亜熱帯の植物に囲まれた静かなこの家で、奄美の植物や動物を描き続け独特の世界をつくりあげた一村の人生の最期を考えたら少し寂しくなりました。管理人はおらず拝観は自由で無料です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2019/10/18
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