紅葉?と雪のコラボ
- 4.5
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
東川・上川 クチコミ:52件
2019年は9月19日から20日にかけて、大雪山系に積雪がありました。
黒岳山頂(石室)で20cmから吹き溜まりでは1mほどの積雪で、紅葉は黒岳7号目から山頂にかけてがピークという情報がホームページに載った時期です。
そこで9月21日に高原沼を訪れてみると、何とまだ紅葉は不十分で、麓から高原温泉まではほぼ緑の状態でした。
高原温泉から上の方では積雪があり、徐々に増えていき、高原沼周遊コースの上部の方では20cmほどの積雪でしたが、紅葉は上部の方でも紅葉しているものもあれば、緑っぽさが残る木々が多かったです。
まだ緑なのに積雪してしまうこともあるのですね。
おかげで2019年の紅葉は、積雪のあった部分ではあまりきれいに発色しないかもしれません。
そうは言っても、高原沼周遊コースの上部の方ではきれいに紅葉している木々もありました。
そこで紅葉と雪のコラボを楽しむことができ、特に背景に緑岳や高根ヶ原東麓の雪山の風景が重なると、素晴らしい景観となりました。
コースの状況は雨上がりのような泥グチャグチャの状態で、ハイカットの登山靴にゲイターは必須。
中にはブーツタイプの靴で賢く登っている女の子もいましたが、入口のヒグマセンターの説明のおにいさんが、高原山荘で¥500円で貸出している長靴の着用を強くおススメしていました。
念のため、チェーンアイゼンをリュックに仕込んで登りましたが、ついに使うことはありませんでした。
なお、周遊コースの上部の大学沼を越すと積雪は20cmほどとなりましたが、登山客が多いおかげでラッセルの必要はなく、また、むしろ滑りやすさというよりも、窪地の登山路に溜まる冷水に足が浸かり、悩まされました。
クマ出没時や積雪時は、一部、コースが規制されますが、訪れた日は何とか一周が可能となっていました。
それでも空沼(カラヌマ)通過は13時30分までという時間制限がかかっていて、監視員の方が立っていました。
景色は、最上部の大学沼や高原沼よりもその少し手前の緑沼や式部沼などの方が見事です。
しかし、大学沼や高原沼、空沼は高根ヶ原東麓の崖や緑岳などがよく見えて景色に迫力があり、更に振り返って遠望すると、見事な石狩岳連峰が見えました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.5
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2019/09/22
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