旭川分離のメリット・デメリット

3.5
旅行時期：2018/04（約8年前）

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特急オホーツクは、札幌と網走を結ぶ特急です。
現在、石北線内の特急の運行形態が、旭川と網走間の特急大雪と、札幌と網走間の特急オホーツクに分離されています。
石北本線内を走る特急４往復のうち、特急オホーツクが朝と晩、札幌まで運行し、昼行便の特急大雪２往復は、旭川停まりです。
特急大雪は、旭川駅で札幌からの特急ライラックと向かいのホームに停まったり、時間を合わせたりして、可能な限り利便性を供与していますが、石北線方面への利用客にとっては、旭川駅で一旦、列車を替えるような感覚があり、少々、面倒なのかもしれません。
しかし、函館本線内はエンジン音と振動が少なくて乗り心地のよい特急ライラックの電車型特急で時間も短くスムーズに移動できるようになったほか、雪害や野生動物との衝突などで遅延が発生しやすい石北線内のダイヤの遅れを、函館本線内に持ち込まなくてよくなったことなど、他のＪＲ利用客にとってもですが、感じにくいメリットがあります。
JR北海道では特急での車内販売が廃止されているので、旭川駅での乗り換え時にホーム上にあるキヨスク（ホーム上の札幌側にある）でちょっとした物を買える点もよいです（本当は改札を出て、駅直結のイオンで買い物をしたいが、そこまでの時間は無い）。
ただし、朝早く出発して網走または札幌方面に向かうには、気分的にも、やはり旭川駅での乗り換えなしで行きたいものですし、夜遅い便でも乗り換えは面倒なため、ストレートで旭川駅を越えて行き来する特急オホーツクのような便も、一応残しておいてほしいものです。