真布駅

石狩平野北部の水田地帯の雰囲気を味わう長閑な駅

4.0
旅行時期：2019/07（約5年前）

増毛・雨竜クチコミ：79件

廃止が危ぶまれる留萌本線の中の無人駅で、板張りの片側ホームに木造小屋の待合室があるだけの味わい深い駅です。
広い石狩平野の北端近くに位置し、駅からは遠くまで広がる耕作地の様子を眺められます。
付近には民家も点在していますが、コンビニなどのお店は見当たりません。
むしろ、この長閑な雰囲気を味わって過ごすのが良い駅です。

駅はホームの長さが短いため、１両編成の列車でさえ、ホームからはみ出てしまい、このうち下りの留萌行きは、隣接する踏切に車両がかかったままで停車します。
ただ、ファンの方にはこれがまた良いのかもしれません。

なお、訪れるには、1日の普通列車のうち、通過してしまう列車もあるので、列車で訪れる場合は事前に時刻をよく調べてから行く必要があります。
列車の本数も少ないので、下車後、反対方向の列車がうまいタイミングで訪れる時間を見計らわないと、雰囲気にお腹いっぱいになっても、長閑な時間を余計に長く味わうはめになります。
隣駅の恵比島、石狩沼田駅はそれぞれ3kmほどの距離がありますが、石狩沼田駅に出ると、鉄道以外に、深川まで行ける路線バスが何本かあります。