桜に映えるハイカラ建築の実態は旧病院

3.5
旅行時期：2019/04（約7年前）

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４月中旬後半の桜の時期に訪れると、建物がきれいに映えます。
ただ、建物の正面が北向きのため、日が高くなると逆光で影が濃くなってしまいます。
朝、日差しの高さが低い時や、むしろ曇天の日などの方が、正面が見えやすいのかもしれません。
また、同時期には建物横の花壇にチューリップも植えられ、きれいでした。

建物は無料で入れます。
郷土館とはいえ、中に入ると、各部屋に医療関係の資料が展示されていました。
昔は病院として使われた建物のためです。
なかなかレトロな雰囲気の建物の造りですが、きっと患者の人は緊張した気分で中に呼ばれていったのだろうなとか、もしかしたらここで亡くなった人もいるのだろうかと、今ではのどかな明るい日差しが差し込む中庭を眺めて、いろいろ想像を膨らませながら見学しました。
昔の胃カメラもなかなかごつい造りの上、太くて、こんなものが口の中に入るのが信じられず、大の大人もこれでは泣いてしまうのもうなずけます。