いつも混んでいるが、狙い目は平日16時過ぎ

4.5
旅行時期：2019/02（約7年前）

札幌クチコミ：1139件

いつも混んでいますが、平日の狙い目は16時過ぎ。昼も夜も常に混んでいる人気店ですが、平日に訪れた時は、お昼から15時台までは順番待ちの人がいましたが、16時からは、空席もできるようになり、ストレートで着席することができました。店内は狭く、10席ちょっとしかなく、その他、店内に待機席があるくらいでした。

メニューは、みそ、しょうゆ、しおなどに対し、それぞれ“信州”“尾張”“播磨”などの名称が付いています。コク味噌の“信州”が一番人気のようです。

早速、“信州”を頼みましたが、味はコクととろみを兼ね備えており、食べごたえのある少し太めの麺が、スープによく馴染んでいました。見た目やトッピングの具材はシンプルで、最近の、見た目がごちゃごちゃしたラーメンとは一線を画し、味と食感で王道の勝負をしていると思います。しかし、シンプルでも、旭川系のラーメン（●光軒やよし●）のような昭和風情の素朴なものではなく、しっかりとしたコクととろみを有していて、麺とスープがよくなじんでいるところは、旭川系のラーメンには無い旨さです。お客で混み合う人気店であるのも頷ける逸品です。

アクセスは、ちょっと面倒くさいススキノの外れの南6条西8丁目で、公共交通機関では札幌市電の東本願寺前電停で徒歩3分ほど。電停の西側250メートルほどの場所にあります。しかし、周辺には「えびそば一幻」の本店や「五丈原」本店、「みそ吟」、「とりぱん」など、旨そうなラーメン屋が点在するラーメン激戦区で、札幌で美味しいラーメンを食べたいなら、労をいとわず足を運ぶべきです。