神戸のロシア料理

4.0
旅行時期：2018/12（約7年前）

by taktak99さん（男性）

神戸クチコミ：42件

　神戸市にあるロシア料理店。
　ロシアの代表的な弦楽器から店名を取っている。
　ビルの3Fにある。
　創業は1951年という老舗。
　店内は広々としていて、ゆったりとした席配置になっている。
　ロシア感を出す為か、バラライカや、マトリョーシカがあちこちに飾られている。
　様々なロシア料理を提供。

　カツレータセットは、当店が提供するセットメニューの1種。
「カツ」となっているので、豚カツに近い料理かと思いきや、ハンバーグ。ロシア風のハンバーグらしい（一応衣を付けて揚げているらしいが）。
　他に、ボルシ（ロシアスープ）、ピロシキまたはライス、そしてドリンク（コーヒーまたは紅茶）から成る。今回、ピロシキと紅茶を選んだ。
　寒いロシアで料理を温かいままいただけるように、というやり方を踏襲している為か、一品ずつ出て来る。これがフランスの宮廷で取り入れられ、フランスのコース料理になったとか。
　最初に、ボルシとピロシキが提供される。
　ボルシ（ボルシチを当店では「ボルシと称するらしい」）は、トマトベースのスープ。スープとはいうものの、具沢山で、日本人の感覚からするとシチューに近い。大振りにカットされたビーフや、ジャガイモが使われていて、食べ応えが。ロシアのスープらしく、サワークリームがトッピングしてあった。
　ピロシキとボルシを食べ終わった後に、メインのカツレータが提供される。
　皿には、カツレータの他、パスタ、サラダ（千切りキャベツ、シャキシャキのリンゴ入りのポテトサラダ、そして温野菜）が盛られている。パッと見、お子様ランチの様。ライスは提供されないので、日本ではおかずに当たる料理をひたすら食べる事になる。
　カツレータは、巨大な肉団子といった感じで、肉感が凄い。ボリュームがあり、食べ応えが。オレンジ色のソースがたっぷり掛かっていた。こちらにもサワークリームがトッピングされてあった。
　食後は、紅茶が提供された。ローズジャムも提供されるので、好きなだけ入れられる。砂糖とはまた異なる甘さの紅茶に。
　全体的にボリュームのあるセットなので、かなり空腹でないと食べ切れなくなるかも。