移転からは400年の歴史とはいえ、十分に古さを感じさせる本堂
- 4.0
- 旅行時期:2019/01(約5年前)
-
by ワンダラーさん(男性)
明石 クチコミ:5件
月照寺は、明石市の人丸山山頂近くの、柿本神社の西側にある曹洞宗の寺院。山号は人麻山で本尊は十一面観音という。
柿本神社と比べると境内は見劣りはするが、歴史は柿本神社よりも古く、811年空海がかつて明石城のあった赤松山に創建した湖南山餘鵜楊柳寺にはじまり、887年に覚証が鎮守社として人丸社を建て、寺号も月照寺と改めたという。
さらに1617年小笠原忠真が信濃国松本から播磨国明石に転封となって明石城が築城されることとなり、柿本神社とともに1619年(元和5年)現在の場所へ移されたようだ。
そこからは400年の歴史とはいえ、十分に古さを感じさせる本堂だ。明石西国霊場三十三番札所という格式も感じさせるつくり。山門は東の明石城側のようで、南の道路に面する本堂前の参道が短く感じてしまうが、その分親しみ易く感じる配置。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/01/13
いいね!:0票