珍しい郷土料理一口餅膳で様々な味付けの搗き立て餅を楽しめる
- 3.5
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by toshikunさん(男性)
一関 クチコミ:5件
一関の名物料理は餅料理だと言う。餅は搗き立てを食べるので、年に60回も餅を搗くそうだ。毎週1回以上の頻度だ。子供の頃、我が家も年末には自宅で餅を搗いた。準備も作業も後片付けも大変だったと覚えている。それを毎週やるというのだからこの地の餅好きは大したものだ。三彩館ふじせいの一口餅膳が有名だと言うので、ネット予約しようとしたが、日曜日は電話しろとのことだったので1ヶ月前に電話予約した。店舗は新幹線やまびこも停車する一ノ関駅前にあるが、駅前とは思えないほど閑散としている。無料駐車場が店舗前から100mほど北にあるが、有料駐車場の中にあり、どの部分がふじせいの場所なのか暗い上に表示文字が小さくて全く分からず、腹が立った。車から降りて探してようやく見つけた。駐車場に入って左端のへこんだ部分がふじせいの場所だ。料理の内容とは相応しくない洋風でモダンな店舗に入ると、客が数組はいるものの予約が必要だったとは思えないほど空いていた。一口餅膳雑煮付1620円を注文し、ネットでダウンロードして印刷してきたクーポンを見せると、創作餅を一つずつサービスしてくれた。一口餅膳は9つに割り子になった箱で供され、中央には餅がなく甘酸っぱい大根おろしが入っている。周囲の8ヶ所にそれぞれ小皿に入った一口餅があるが、四隅が甘くない餅で、十文字の4個が甘い餅だ。甘くない餅は納豆、川エビ、エゴマ、生姜餡で生姜餡が一番旨かった。甘い餅はクルミ、ずんだ、餡子、胡麻で、妻はずんだが旨かったらしいが私はクルミが旨かった。餅が入った温かい雑煮が付いていて、その温かさにほっとする。お出汁も関西人にも違和感のない上品なお出汁だった。11月4日だったが店内にはストーブが点火されていて暑いくらいだった。食べ終わった後、量もお上品で、少し足りないと感じ、ホテルで何か食べようと考えていたが、時間が経つうちにだんだんお腹が膨れてきて何も食べずに済んだ。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 一人当たり予算:
- 2,000円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 1.0
- 駐車場位置の案内をもっと見やすくしてほしい
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 4.5
- 料理・味:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/12/03
いいね!:2票
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