歴史を感じます
- 4.0
- 旅行時期:2018/11(約5年前)
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by 団塊二世代1さん(男性)
奥出雲 クチコミ:2件
今日は島根県雲南市にある桜の名所巡りをしました。早朝出発して10時30分に最初の可部屋集成館に到着。公益財団法人で「たたらの文化遺産」だそうで、奥出雲の桜井家累代にわたり伝えられたものを集大成した歴史資料館。戦国の武将塙團右衛門の末裔家で、大阪夏の陣で討死したそうです。その後嫡男が母方の桜井家を名乗り福島正則に仕えるも改易になり、現在の高野町で「野だたら」を始めたのが、鉄山業の始まりで鉄砲を創ったそうです。その業績が認められ、松江藩の「鉄師頭取」を拝命し、地域内の鉄山業を総取仕切りしたそうです。この資料館の隣に桜井家があり現在も子孫が住んでいるそうで、本宅の玄関だけ公開していました。お成りの間と呼ばれ、上の間・二の間・三の間の部屋は他の部屋より一段高くなっていて、上段を殿様、下段をお付きの方が歩かれたそうです。左には当時の殿様が使用したと思われる「駕籠」がありました。また、桜井家庭園は、松江藩主松平公のお成りの時には、御成門より入り、書院を本陣として利用されたそうです。庭には、茶人松平不昧公が愛好した庭園とされる自然の岩盤を利用した滝には「岩波」、背景の山を「寿宝山」と命名されています。滝も見事で、庭園から山に咲いている紅葉が真っ赤で、しばし時を忘れる程でした。場所は辺鄙ですが、観光バスもあとから到着し大勢の人が散策されていましたが、集成館と庭園は入場料が必要で、それぞれ600円と400円計1000円が必要なので、団体さんはパスされたようです。でも庭園と滝と紅葉は一見の価値があります。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 2.5
クチコミ投稿日:2018/11/19
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