麓よりも国後を立体的に
- 4.0
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
-
-
by しそまきりんごさん(男性)
羅臼(らうす) クチコミ:21件
羅臼の市街地近くの標高167メートルの高台にあり、舗装道路を車で行くことができます。
国後島を、漁港や道の駅で眺めると平面的ですが、展望塔に上がると、より立体的に全体が見渡せました。
高台に上がったところでは、何台が停まれる無料の駐車場と、屋上に展望台を備えた建物があり、入館無料です。
建物は北方領土にからむ予算のついた国の施設のようで、中は新しくてきれいに整い、寒い時や風がある時など、天候の悪い時に広くあいたガラス越しにゆったり寛いで眺めることができます。
管理人が常駐していて、北方領土の解説や、講義場スペース、トイレがあり、羅臼の海洋深層水を無料で試飲できるようになっていました。
なお、深層水はこのほか熊の湯の近い羅臼ビジターセンターにもあり、飲むと気のせいか青臭さが感じられたので、ものの試しに飲んでみてはいかがでしょうか。
展望塔の入館時間は、夏期は9時から17時までですが、冬期は10時からだったり、または15時、16時までだったりするので、内部を利用したい方は注意が必要です。
屋上はいつでも上がれますが、カメラで監視されているようです。
展望塔では、高台から眺める根室海峡と国後島、そして振り返ると背後には羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳などの知床の山並みが見えて風光明媚な景色を堪能できます。
同じように、しおかぜ公園やクジラの見える丘公園がありますが、しおかぜ公園は海沿いの道路横でアクセスは楽ですが、高さは無く、視界は目の前の漁港に邪魔されています。
クジラの見える丘公園は、国後展望塔よりも海の視界が開け、樹木に邪魔されることなく、標津方面までスッキリ見渡せますが、背後の羅臼岳などの山群は見えず、その分、旅情は落ちます。
なお、クジラの見える丘公園は、海沿いの道路の直上の断崖の上にあって、アクセス道路が国後展望塔よりも、車のすれ違いが難しそうな細くて急(最大斜度15.5%)な道ですが、標高は167mも登る必要はありません。
ただし、羅臼の市街地からは2.5kmほど相泊方面に離れていて、国後展望台の方が市街に近いです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/11/07
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する