旭岳からの縦走が気分がよい
- 4.0
- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
東川・上川 クチコミ:47件
北海道第2の高峰で、標高2244m。
最高峰の旭岳より約50m低い程度です。
日本の最高峰と二番目の富士山と北岳は離れていますが、旭岳と北鎮岳はおおよそ4.5kmほどで縦走で2つセットで登ることができます。
北鎮岳の登山ルートは3つ。
旭岳ロープウェイの姿見駅(標高1600m)からと、黒岳ロープウェイ&リフトの黒岳7合目(標高1520m)から、そして愛山渓(標高1050m)から沼の平、永山岳を経由して行くルートがあります。
このうち、北鎮岳が目的なら、黒岳からのルートが距離が近く、標高1984mの黒岳に登ってしまえば、後は標高2140mの北鎮分岐近くまでは多少のアップダウンがある程度です。
ただ、やっぱり、先に旭岳山頂に登り、そこから黒岳方面へ向かう途中で北鎮岳に寄った方が、元気なうちに難関を制しておき、その後は比較的、平坦もしくは下りの局面の方が多く、縦走の楽しみも味わえて一番おススメのルートです。
もっとも、姿見駅からは旭岳山頂の回避ルートとして、裾合平を回り、中岳に登って北鎮岳に至る少し楽なルートもありますが、大分平坦で木道もあって歩きやすい旭平、裾合平に慣れてしまうと、中岳の登りが、溜めていた宿題を後でまとめてやるようなキツさがあります。
しかし、途中には時期によっては、裾合平のお花畑や中岳温泉というご褒美もあり、いろいろ楽しめるルートでもあります。
なお、北鎮分岐からのピストンを考えている方は、ぜひ分岐で思い荷物を下ろして、貴重品のみで身軽になって山頂にアタックするのが楽ちんでよいです。
片道10分ほど。景色を眺めて往復30分程度の寄り道です。
北鎮岳山頂からは、南側に広がるお鉢平を高見から見下ろし、背後にトムラウシ、石狩岳連峰、十勝岳連峰などの大雪山系の山並みを遠望する絶景が眺められます。
また、東側には、旭岳の横合いに裾合平が広がる様子やその向こうに秋の田が黄金色に輝く上川盆地と旭川の市街が見えました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2018/10/01
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