ミシュラン2017掲載の美味しい蕎麦
- 4.0
- 旅行時期:2018/07(約6年前)
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by toshikunさん(男性)
北見 クチコミ:1件
女満別空港でレンタカーを借りて直行した。30分ほどで日曜日の14時頃に到着、店舗は申し訳ないが小屋の様で意外だった。店舗の裏に数台の駐車場所がある。店に入ると座敷テーブル二ヶ所と、掘りごたつ式のカウンタに6名ほど座れそうだ。妻の膝が悪いのでカウンタに横並びに座った。美:美幌産キタワセ抜き実の中細打ち、つなぎは北海道産小麦2割、黒:そば殻を挽き込んだ、黒っぽい太打ちの十割田舎、温かいお蕎麦もオススメ!、更:そばの実の中心部を挽いた白い粉、ツヤツヤの細い更科蕎麦、細いので、冷たいお蕎麦限定の三種盛を楽しみにしてきたのだが、残念ながら更科そばは売切れだという。二種盛も用意できるとメニューに書いてあるが値段が書いてないので分かりにくい。勿論三種盛よりは安めの設定となっている。恐らく普通では量が少ないだろうと思って+220円の大盛をお願いした。二種盛の場合はどれを大盛の1.5倍にするのかを指定できるそうだが、「黒」の残りが少ないので、今日は「美」を大盛にするしかないとのことだった。妻と私は小海老の天ざるで二種盛を、母は北見せいろを息子は温かいとじを注文した。壁に「おおきなお世話」としてそばの食べ方が書いてある。ただし、私はこのうちそばの先だけを知るにつけて食べると言う通ぶったやり方は大嫌いだ。そばの香りを楽しみたいなら汁に付けるべきではない。せめて塩で止めておくべきだ。汁が辛すぎるのはおかしい、付けられる辛さにすべきだ。主に東日本の汁は関西人には辛すぎる。その点ここは大きなお世話と言いながらも汁を薄める出汁を付けてくれているので、辛くない程度まで薄めて食べることができた。二種のうち、私のお気に入りは「美」の方だった。腰のある細打ちで少しねじれているが、ツルツルとしたのど越しもよい。「黒」は十割の割にはそれほど「さくく」ない。「さくい」というのはつまり粘りがなく折れやすいということだが、そうでもなかった。十割としては物足りない。小海老の天婦羅は小海老というより中海老程度の大きさでぷりぷりしてカラッと揚げてあり美味しかった。数もたっぷりあるので、値段は高めだがコスパは充分だろう。蕎麦湯は意外とあっさりしていた。蕎麦湯にそば粉を追加した邪道に慣れてしまったのかもしれない。辛汁をたくさん入れると蕎麦湯が辛くなりすぎると言う大きなお世話には同感だ。というより蕎麦湯はそのままで充分旨い。そばの香りを楽しみたいなら蕎麦湯こそそのままで頂くべきだろう。流石にミシュランガイド2017に掲載されたというだけあって美味しい蕎麦を頂くことができた。食後、そば茶とそばのクッキーをサービスしてくれた。会計の時に御主人と少し話したが、気さくな方で、ここ数日の気候のことや、北海道の蕎麦の話をしたのも楽しかった。4人のランチで5000円ちょっとだった。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 一人当たり予算:
- 2,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/08/01
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