日本でも珍しいヨードの湯

4.0
旅行時期：2018/03（約8年前）

広尾・大樹クチコミ：50件

日本国内では珍しく、そして濃度もぬきんでたヨードを含むお湯です。
色合いは、濃いウーロン茶のような感じで、初めて浴室に入ると、アンモニアのツンとする臭いにびっくりします。
ただ、動物由来ではないので、動物園のような臭さとは違います。

浴室はきれいで、特に正面から日差しが入る朝や午前中がおすすめですが、午後や夕方も情緒があってよいです。
正面の一面がまるまるガラス張りで、晴れていれば青い海が広がる様子を眺めながら温泉に浸かれます。
訪れた時は、露天風呂は無かったのですが、外へ出られるテラスがあって、椅子に座って海を眺めながら涼むことができます（椅子が冷たいのでタオルを敷いてね）。
ポスターでは、「眺めなんて二の次よ！」と謳っていますが、眺めも十分に良いです。

泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉。
舐めるとしょっぱい味です（飲んではいけません）。
色合いは濃いですが、モール湯のように不純物は浮かんでいませんでした。
pH値は7.5ですが、入ると肌がツルツルします。

入浴料￥500円。
手ぬぐいとタオルは持参しなくても、入口で渡されます。
シャンプー・ボディーソープなどの備え付けがあります。

アクセスが街から離れた海沿いで、皆、車でアクセスしていますが、毎週、木曜と日曜は、帯広からの路線バスがあるコスモール大樹との無料送迎バスが1日1往復あります。
そのほか、公共交通機関では、大樹町のふれあいバス（生花線）が近くまで行くようですが、デマンドっぽいところもあって、事前に問い合わせておくのが無難です。
なお、車無しでは、帯広駅でレンタサイクル（夏期のみ）という手もありますが、忠類の街からナウマン道路を歩くと、3時間弱ほどかかります。