中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館

再開館！

4.0
旅行時期：2018/03（約6年前）

旭川クチコミ：223件

2012年からの長期の改修工事を経て、2017年10月8日に再開館。
数多くの現代彫刻家の主に彫刻作品が展示されています。
中原悌二郎氏の作品が主かと思いきや、実は氏の作品で現存しているのは、たった12点。
短い一生だったため、もともと少ないところ、気に入らない作品は自分で壊してしまったそうです。

訪れた時は、1階に企画展。
2階に中原悌二郎氏ほか、ゆかりの彫刻家等の作品が並びます。
入館料は￥300円ですが、隣の井上靖記念館との共通券がトータルで￥50円割引になる￥450円なので、どちらも訪れたことが無ければ、合わせて購入するとよいです。
彫刻、文学と、いろいろな芸術に触れられて、豊かな気分になれます。

入館にあたっては、1階正面奥に100円返却式の無料のコインロッカーがあります。
館内の芸術作品は、フラッシュなしで写真撮影O,K.ですが、SNS等、ネットへの掲載禁止です。
1階にはごく簡単なカフェがあるほか、トイレもあります。

それぞれ作家の個性的な作品が並びます。
中には昔の美術の授業で出てきた印象深く、懐かしい作品の実物もありました。
たくさんの作品があって、1つ1つ鑑賞していると、かなりのボリュームです。
好みの作品を見つけてじっくり鑑賞してもよいかもしれません。
ただ、それぞれの作品は、作者が己の人生を費やして求めてきたもの、表現したい、伝えたいと必死でもがいて作り出したもので、その人の人生や生きた時代のエキスがつまっています。
それらを少しでも受け取ることができて、幸せな休日のひとときを過ごすことができました。