宇宙船ミールが展示されています
- 3.5
- 旅行時期:2017/02(約7年前)
-
by 元杜鉄工さん(男性)
苫小牧 クチコミ:1件
苫小牧はフェリー乗継のために訪れる方も多いでしょう。時間に余裕ができてしまったときは、ここに立ち寄ってみると面白いですよ。
「ミール」は1986年に旧ソ連が打ち上げた世界初の長期滞在型の宇宙ステーション。15年間運用され、2001年に大気圏に再突入し消滅。その「ミール」の予備機が展示されています。
解説の方によれば、米ソが宇宙開発でしのぎを削っていた当時、世界初の宇宙ステーション打ち上げを実現するために旧ソ連は全く同じ「ミール」を2つ製作。これは打ち上げに万が一失敗した場合、最初から作り直しては先を越されてしまうと考え、予備を用意したからです。
実際、打ち上げは成功したため、予備の1機は地上に残され訓練用などに利用されました。それが1989年競りに出されていたところを北海道の建築会社が買い取り、それを寄贈され今日に至るとのこと。
もしかしたらここに展示されているものが宇宙に行ったかもしれない、言い換えるとここにあるものはレプリカではなく宇宙で動作するホンモノということだ。
(ただし技術流出を防ぐため一部の見えない場所の部品は取り除かれている)
苫小牧市科学センターにはこの他にも道警で使用されたヘリコプターやM-Vロケットの実験の残骸、プラネタリウムなど航空・宇宙系の(ひと昔の)展示物が多く、面白い。入場無料ではもったいないかも。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 駅から歩くと結構あります。車があれば安心。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 入場無料です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/02/23
いいね!:1票