静岡を理解するうえでここは欠かせない情報収集の場所
- 4.5
- 旅行時期:2017/12(約8年前)
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by たびたびさん(男性)
清水 クチコミ:73件
フェルケール博物館は、清水港の歴史をよく整理していて、なかなか秀逸。
江戸期の太平洋航路は酒を運ぶ樽廻船とそれ以外のものを運ぶ菱垣廻船が主役。いずれにしても、大消費地である江戸にいかに早く荷を運ぶかという視点で開発された航路なので、日本海側の北前船のように途中のいろんな港が繁栄したという文化とは違います。その中で、清水港は鳥羽から伊豆まで一気に向かう船のほか、ここを中継地として使う船もあったということで賑わったむしろ稀有な港。関ヶ原の戦いで家康の協力した見返りで、特権を得た廻船問屋の組合もあったとか興味深いお話もあります。明治以降は、アメリカへの重要な輸出港となり、お茶からその後は魚やみかんの缶詰が主力商品だったとか。これもまた面白い。静岡を理解するうえでここは欠かせない情報収集の場所だと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/02/16
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