夏は霧、冬は夕日が似合う橋

3.5
旅行時期：2018/01（約8年前）

釧路クチコミ：67件

夏は霧の多い釧路。
よく橋は濃霧に覆われ、霧中で欄干の街灯が灯る、情緒ある橋の雰囲気を堪能できます。

よく、スポーツ合宿などを含めて、夏場の釧路での避暑を宣伝していたりします。
しかし、地元に方にすると、夏場は気温が低く、しめっぽいので、カビが生えやすく、更に肌寒くて曇っているような日が多いので、気分が滅入ることもあり、札幌や、冬に盆地で寒い旭川でさえ、暮らしやすいという話しを聞きます。
夏暑い東京にいると、憧れを感じるかもしれませんが、実際に暮らしてみると、確かに１年目は快適かもしれませんが、これが何年も続くと、やはり夏は晴れてからっと暑くないと気分が滅入るものです。

そして冬の釧路地方はよく晴れます。
関東地方と同じ原理で、同じ太平洋側としてきれいな青空を享受できますが、外があまりにも寒いです。
ただ、そんな中、幣舞橋では美しい夕日を眺めることができます。
海に近い河口付近の橋で、橋から夕陽を眺めてもよいし、橋の欄干に立つ美しい乙女像をシルエットに、橋の上流から眺めてもよいです。
橋の上流では、釧路川右岸の遊歩道や久寿里橋から眺めるとよいと言われています。

また、夜になると、小規模ですが、橋の袂でイルミネーション(Loveくしろイルミネーション）が輝いたり、日銀の荘厳な建物がカラフルにライトアップされたり、また、フィッシャーマンワーフMooの建物の明かりがきれいだったりして、美しい周囲の夜景を楽しめます。
長い時間、屋外では寒いという人には、釧路市街から幣舞橋を渡った先の丘の上にある釧路市生涯学習センターの展望台から幣舞橋や釧路の夜景を眺めるとよいです。
同ビルの最上階、10階にあり、公共施設ということもあり、無料で入ることができます。
センターが22時まで開いているので、おそらくそれくらいの時間まで眺められると思います（要確認）。