みかえり阿弥陀と青モミジ
- 5.0
- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by DoubleO7さん(男性)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:12件
6月の平日に永観堂を参拝しました。大玄関を上がり、釈迦堂に進みます。釈迦堂の前の唐門と呼ばれる勅使門は風格ある構えです。先に進むと大きなお堂があり、ここが本堂と思いきや御影堂で本尊の阿弥陀如来は先の阿弥陀堂との案内があります。階段を上り(エレベータもあります)右に行くと阿弥陀堂です。堂内に入り阿弥陀様にお参りします。首を左にかしげ振り向いている姿からみかえり阿弥陀と呼ばれる御本尊です。気品のある何とも言えない美しさです。右横に回ると顔を正面から拝めます。像の大きさ、表情、姿、形、全てが慈悲のもとに調和しているようなお姿は今でも目に浮かびます。阿弥陀堂から臥龍廊という廊下を渡って開山堂を見て大玄関に戻りました。臥龍廊では楓の木々が間近に迫りその独特の構造と共に印象に残ります。外に出て最後方にある多宝塔まで石段を上ると京都の町並みが一望出来ました。もみじの永観堂と言われるだけにいたるところに楓の木々があります。池を中心に青もみじの木々とサツキが満開の庭園も大変見事でした。何処から見ても美しい庭園ですが弁天橋(丸い小さな石橋)や多宝塔を背景にすると特に美しく絵のようです。又庭側から堂々たる御影堂と朱や緑を始め彩色鮮やかな阿弥陀堂を正面からそばで見ることができます。参拝客もさほど多くなく永観堂を満喫しました。紅葉はさぞ素晴らしいだろうと想像しますが青モミジの時期の永観堂もお薦めです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2018/01/22
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