人の気配もなく、荒涼とした風景

3.0
旅行時期：2017/09（約8年前）

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読みにくい名前ですが、オイカマナイトー、オイカマナイヌマと読むようです。
春から夏にかけては野花もきれいなのでしょうが、訪れた秋は人気もなく、荒涼とした汽水湖の景色が広がっていました。
晩成温泉から2ｋｍほど。
温泉から海岸沿いの道で行くと、湖の前で道が突き当たります。
近くには、カヌーやボートなどのレジャースポーツの建物があり、夏は楽しめるようですが、秋に訪れた時はポツンとしていて寂しい感じでした。
それから湖岸沿いに生花沼線という、舗装され、車１台ほどの幅の林道が通っています。
湖岸沿いなので、アップダウンもほとんどなく、自転車でも通りやすい道ですが、生い茂る草木で意外と湖は見えにくかったです。
途中、林道から少し湖に出たところに「野鳥観察施設」というものがありましたが、あずま屋程度の無人の施設でした。
「野鳥観察施設」から更に先に進むと湖のほとりに出ます。
遠くにかすかに潮騒の音が聞こえましたが、他には訪れる人もおらず、静かに荒涼とした景色を鑑賞できました。
足元にアヤメらしき葉が伸びていたので、７月の花の時期はきれいだと思いますが、訪れた時は葉ばかりで、他に素朴な秋の野花が咲いていました。
このまま静かに終わるのかと思いきや、戻る途中でガサゴソと蛇が進路を横断していきました。
やはり湿地だけあり、秋でも出没するようです。
こちらから攻撃などしなければ、逃げていってくれるようですが、湖のほとりに出る場合、偶発的な接触には気を付けた方がよいです。