西国三十三観音 第二十六番札所
- 5.0
- 旅行時期:2017/10(約8年前)
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by azuraさん(非公開)
加西 クチコミ:1件
雨模様の一乗寺を訪ねました。
とても品のある佇まいで、一目で気に入る
景色でした。
100段ほどある階段を一気に上がり
本堂に向かうと、古い納め札が花の様な
形に天井に打ち付けてある姿が又風情が
ありました。
ここは、前回訪ねた花山院や播州清水寺の
開基と言われる法道仙人が開かれたと
伝わるお寺だそうです。
中国の僧であった法道仙人は、空を飛ぶ方
だったそうで、このお寺にもエピソードが
残されています。
瀬戸内を通る船が年貢米を積んでいるのを
みた法道仙人が鉄鉢(てっぱつ: 僧が托鉢の
時に食べ物を貰うために用いる器)を
飛ばしてお米を一俵求めたそうです。
しかし、役人に断られたとか。。
ところが、鉄鉢の後に続いて米俵が一つ
残らず仙人のもとへ飛んで来たそうです。
驚いた役人は、法華山まで来て仙人に謝り
米俵を一つ渡すので、残りを返して欲しい
と頼んだそうです。仙人が役人を許すと
米俵は又空を飛んで船に戻って行ったのだ
そうです。が、その際に一俵だけ落ちて
しまったそうです。そこは現在の加古川市
米田町と伝えられていて、播州が米所と
なったのもこのエピソードからだとか。。
そして、このエピソードの為か法道仙人を
空鉢仙人とも言うそうです。
一乗寺には法道仙人の木像が大切に安置
されています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/10/26
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