純和風建築に見えて、実は洋風建築です。
- 5.0
- 旅行時期:2017/08(約8年前)
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by トーキューさん(男性)
出雲市 クチコミ:31件
出雲大社に行ったついでに旧大社駅に行きました。出雲大社からは少し距離がありましたが、旧大社駅の駅舎に見とれました。旧大社駅の駅舎は国の重要文化財に選ばれている3駅のうちの1つです。ちなみに、残りの2つは東京駅丸の内駅舎と福岡県の門司港駅です。一見、旧大社駅の駅舎は木造なので純和風建築に見えますが、実は洋風建築です。その理由は待合室にあります。旧大社駅の待合室は純和風建築には必ずある柱が1本もありません。大社駅として使われていた当時は多くの参拝客でごった返していたため、広いスペースを確保するため「トラス構造」という西洋建築の技術が使われています。トラス構造とは複数の三角形を組み合わせた骨組みの構造のことで、東京タワーにも使われています。その技術を屋根裏の骨組みとして採用することで、柱の無い待合室が実現できたんです。よって、旧大社駅は純和風建築ではなく洋風建築と言えるのです。和と洋の融合により、国の重要文化財となった素晴らしい駅舎だと思いました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 出雲大社から約15分掛かります。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/08/26
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