上越線、すごい観光路線なんだけれど…うーん、やっぱりロングシートじゃねぇ
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- 旅行時期:2017/08(約8年前)
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by OE-343さん(非公開)
高崎 クチコミ:30件
(注意、今回の上越線に関する口コミは他の方の口コミを引用した上で観光客の動向について考える、という内容であり、全文引用しています)
このような口コミが載っていました
「高崎から伊香保温泉で有名な渋川まで利用しました。約20分の乗車です。電車の車両はどこにでもある通勤電車のお古を利用した感じで、特に特徴もありません。30分に1本程度しか電車がないので、不便です。群馬のような北関東では、電車よりもクルマで生活しているので、本数が少ないのは仕方ないのかもしれません。」
mmm23さん 」
なんてことのない口コミのようですが、鉄道と観光について考えるヒントが入っていると思うので引用しました。まず、どこにでもある通勤電車のお古、というコメントですが、211系は結局こう見られてしまっているのです。これがボックスシートが付いていて、かつ走るんですとは違う構造のボックスシートであれば、違う雰囲気が得られているはずなのですが、スーパーロングシートでは通勤と変わりないわけです。地方私鉄が大手の中古入れるのと違って、JRの路線は駅間距離も長く、より長距離タイプの雰囲気が車内に必然的に生まれます。そこにロングシートを入れるとこういうコメントが出てくるのではないでしょうか。
また、30分に一本しか列車がないと言うコメントですが、東京でダラダラ暮らしていると、地方に対する何かを探そうとして、このような文章を書きたくなる人はきっと出てくるはずです。しかしながらそれはよくあることで、では何が問題かというと、地方側が、「30分に一本しかない」から「30分に一本もある」に変えようとすることができていないことにあります。何か展示をしてみたりとか、そんな事はやっているところがありますが、なんとなく落ち着いて列車を待ってる雰囲気というものを作ることができれば、30分の待ち時間等なんでもないはずです。旅行者の気分も変えることができれば、その地域の観光は成功したと言うことになり、旅行者側にも地元側にとっても満足のいく結果となるわけです。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2017/08/21
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