特快きたみから考えるローカル幹線の列車運行体系。
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- 旅行時期:2016/07(約9年前)
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by OE-343さん(非公開)
旭川 クチコミ:1件
特快きたみから考えるローカル幹線の列車運行体系。旭川でのオホーツクの系統分割が実施され、かつての急行大雪の名前が復活しました。ところで、石北本線の主力列車の1つに特快北見と言うものがあり、かなり都合の良い時間を走っています。特急も少ない現状考えると、この特別快速も、特急に準じた列車として長距離移動に用いられることが前提となります。 しかし、自由席で1両だけの快速が長距離授業を担うのは、観光客誘致上私は問題があると考えています。何故かと言うと、確かにこの列車の事はファンには知られているものの、よくわからない旅行者は石北本線の時刻表を見て計画を立てる際、自由席だけで、それに3時間も乗ると言うのは、東京の列車に慣れている人にとっては抵抗感があるのではないでしょうか。ロングシートで、座れなかったらどうしようと考えるのではないでしょうか。実際、夏のシーズンになると座れないこともありますし。現状では、観光誘致に適したとは言えないのです。
解決策としては、きたみに指定席を連結し、指定席はリクライニングシートを取り付けられた車両、特急並みのサービスを指定席客には提供する必要があるでしょう。ところがそうなると特急との価格差が問題になります。また特急よりは停車駅が多いので、特急にするわけにもいきません。
しかしながら、石北本線の少ない需要を考えると、そのような列車もありだと私は考えています。そもそも、特急列車が輸送力過剰であり、その割には車内販売が廃止されるなどサービスが悪いのであれば、特急並みの設備を設けた2両編成の列車にしてしまうのも1つの方法です。ワンマンでその分増発してもいいでしょう。一般型と特急型の中間的な車両としては、かつて宗谷に使われキハ400や、四国のキハ185などの例もあります。宗谷の場合、自由席にはキハ56が多く入っていましたから、このスタイルも特快きたみや、もしかしたら、「急行」大雪にも向いているかもしれません。格安で普通列車のようにも使える自由席と快適な指定席を組み合わせ、普通列車の運転状況によっては停車駅をいくつか増やして普通列車代用ともなるマルチな列車が、石北本線のようなスピードが出ない幹線には向いているのかもしれません
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2017/06/29
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