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三室戸寺

寺・神社・教会

三室戸寺 施設情報・クチコミに戻る

西国三十三観音 第十番札所。

  • 5.0
  • 旅行時期:2017/04(約9年前)
azuraさん

by azuraさん(非公開)

宇治 クチコミ:25件

三室戸寺は花の寺とも言われており
間も無く咲くであろう、つつじや紫陽花の寺
としてとても有名です。
私が訪ねた時は、垂れ桜とマンサクが満開
でとても綺麗でした。

本堂前には兎と牛の石像があります。
兎の石像は、お腹に手を入れて中の卵を
立たせると願いが叶うそうです。
牛の石像は、口の中の丸い玉に触れると
ご利益があるそうですが
こんなエピソードがある様です。

貧しい富右衛門という百姓夫妻が購入した牛は
弱々しく、とても農業には使えそうにありませ
んでした。でも、縁あってウチに来たのだから
と大事に育てていたそうです。毎月の観音参り
にも必ず連れて行き、三室戸寺の草を食べさせ
ていたそうです。住職も観音さまのお札を牛の
耳に巻いたりして、牛に声を掛けておられた
そうです。

ある時、牛が苦しみ口から粘液の様なものを
吐いたそうです。二人はそれを
「牛玉(ごおう)」と呼んで綺麗に洗い
大切にしまっておいたそうです。
それから牛はどんどん大きくなり
評判も広まった頃、欲深かの権兵衛という
百姓から闘牛の申込が来たそうです。

富右衛門が迷っていたら、三日間富右衛門の
夢に牛が出て来て、戦わせてくれ。というので
権兵衛の申し出を受けることに。
勝負は富右衛門の牛の勝ち。
賞金で牛の仲買を始め、商売に成功した
富右衛門は宇治一のお金持ちのになった
そうです。

年をとった富右衛門は、三室戸寺の門主に
ついて仏門に入ったそうです。
仏師に頼んで牛の木像を造らせ体内に牛玉を
収めて三室戸寺に奉納したそうです。
現在は、石像になってます。

施設の満足度

5.0

クチコミ投稿日:2017/04/27

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