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総合寝台特急

  • 5.0
  • 旅行時期:2017/04(約9年前)
OE-343さん

by OE-343さん(非公開)

キタ(大阪駅・梅田) クチコミ:2件

総合寝台特急。 展望スイートからB寝台まで、様々な設備をまんべんなく搭載した、様々な用途に使える列車でした。上野発着の北斗星とは異なり、大阪発着の場合20時間以上かかりますので、ビジネス客の利用はあまり見込めないでしょう。しかしながら、西日本がざわざわ運転を始めたと言う事からも、観光客の集客は充分可能であるわけです。では、なぜ存廃問題が出たか、もちろん新幹線の問題なわけですが、私が先ほど投稿した北斗星同様、とにかく値段が高い列車だと言うイメージが先行してしまったということを指摘したいと思います。展望スイートは本当に憧れです。ずっと後展望を独占できるわけですから。でもあの値段じゃちょっと躊躇します。でもB個室なら普通に払えるはずです。 Bコンパートメントだって、例えば家族旅行などをする人には適した設備でしょうし、バラ売りされますから、3人で乗っても人数分の料金で済むわけです。ということで、設備に問題があったわけではなく、 スイートばかりに注目をさせてしまったイメージの問題、あるいは影響力のある旅行雑誌の問題、そしてスイートのようなものに興味を持つ年代にばかり焦点を絞ったセールスの問題でもあるわけです。(そういった層を対象にすることを極限にまで推し進めたのがななつぼしであり、トワイライト瑞風であり、四季島なのですが)。一般客は時刻表で料金表はみません。旅行会社の連中だってなにも知りません。そして、Yahoo!路線情報などのような検索サイトには夜行列車は意地でも表示されないようです。そうなると寝台列車に客を連れて行くにはあるいはなんとなくでもそこに走っていると言うイメージを作っておかなければなりません。トワイライトエクスプレスの場合、大阪から札幌まで走っているという知名度は非常に高かったのでそこは良いです。しかしながらそのイメージは常に展望スイートとばかり結びつけられ、あたかもそれしか存在しないかのようなイメージに一般向けになっていたのではないでしょうか。だから、単に北海道に行きたいなと思った人はこの列車をそもそも調べることすらしないわけです。それが、例えばGoogleに広告を出して、「北海道パック 大阪」のようなもので検索すると「夢の寝台特急トワイライトエクスプレス、展望スイートもB個室も、最安値いくら」と言うふうに広告が出れば、乗る人はもっと出てきたでしょう。しかしみんな高くて乗れないと思っていますから、それで興味はあっても調べない、そして乗らない人ばかりになってしまったのです。ところが、いつかは展望スイートに乗りたいわけですから、廃止になると急に「残念だ」残念だとファン以外の一般客も言い出し、そしてもっと資料的価値があるはずの24系原型車を差し置いて博物館に保存されることになってしまったわけです。
それから、ダイヤ構成にもついても1つ。日本海側での北陸本線での夕暮れを見れるようにと言う配慮は良いのですが、函館での利用ができなかった事は、北海道を周遊したい、特に列車でいろいろ回りたいと考える、本来のこの列車の客層になり得る人のかなりの割合を放棄してしまうように見えます。そもそも臨時列車なのですから、日によってスジを変えて、どこの景色を見れるのかを変化をつけても良かったと思います。場合によっては、朝の5時ごろに青森駅にも止まるようにすれば、閑散期だと大阪青森間の利用も取り込んで乗車率をアップすることもできたかもしれません。北海道内で特急と競合しますが、そこは小樽経由にして回避しましょう。

施設の満足度

5.0

クチコミ投稿日:2017/04/24

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