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日御碕神社

寺・神社・教会

日御碕神社 施設情報・クチコミに戻る

出雲大社の祖神さまです。

  • 5.0
  • 旅行時期:2017/03(約9年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

出雲市 クチコミ:45件

島根半島西端にある日御碕神社は、日沈の宮(ひしずみのみや)では天照大神を、神の宮では素盞嗚尊と兄弟神を祀る珍しい神社です。

神社の中心は日沈宮と思われることが多いようですが実は神の宮の方の歴史があり、日沈宮が村上天皇の天暦2(948)年に勅命によって建立されたのに対し神の宮は安寧天皇13(紀元前536)年にやはり勅命によって建立されたとされています。

大国主大神を祀る出雲大社より、先の時代に建立されていることから出雲大社の祖神として崇敬を集めています。

現在の建物は江戸幕府第三代将軍徳川家光の命により、松江藩藩主京極忠高が着手し、松平直政が完成させたものになります。しかし名称の由来は日沈宮について記述されており、伊勢神宮が〝日の本の昼を守る〟という由緒に対し、日御碕神社は〝日の本の夜を守る〟との勅命を受けた神社であることに由来し、その由来によって〝日沈宮〟と名付けられたとされています。

神話の世界に於いて〝大国主命〟は〝国譲り〟に於いて〝幽冥界の主・幽事の主宰者〟とされていることもあり、その〝祖神さま〟とされる日御碕神社が〝幽世(かくりょ):死後の世界や夜〟を司ることは繋がりますが、天照大神が〝太陽を神格化したもの〟と定義されながら〝日沈宮〟にご祭神として祀られていることは、繋がりがよくわからないところでもあります。

神話の世界ゆえ解釈や視点を変えればいろいろな理論が出てくることは、ややこしくもあり、また面白さでもあるように思います。そんな神話の世界に思いを馳せながら巡っていると、また新しい発見ができて大変趣深い時間が過ごせました。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
一畑バス日御碕バス停すぐ。
人混みの少なさ:
4.0
少なくはありません。
バリアフリー:
3.0
砂利敷きで階段があります。
見ごたえ:
5.0
神話の世界に浸ることができます。

クチコミ投稿日:2017/03/28

いいね!:7

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