懸造りの観音堂
- 3.5
- 旅行時期:2017/02(約7年前)
-
by masa8982さん(男性)
山形市 クチコミ:23件
山形市の外れにある懸造りのお堂です。市街地からは大分離れているので、行くなら車かバスになります。私はバスで行きました。山形駅前から防原/宝沢/関沢行きのバスに乗り、唐松観音口で降りるのが一番近いです。バスを降りて道なりに少し進むと左手側(北側)に入る細い路地があるので、そこを進んでください。そうすると国道286号に出ます。286号に出ると、やはり北に続く細い路地が見えると思います。そこを進んで川を渡ると、唐松観音の駐車場に出られます。もし細い道を歩くのが不安であれば、防原バス停で降りても行けます。デイリーヤマザキの正面の道を進み、国道286号に出たら、そのまま馬見ヶ崎川を渡ってください。橋を渡ると唐松観音堂という看板が出ています。看板に従い、西に向けて進めば駐車場に出られます。
こちらのお堂は京都 清水寺に代表される懸造りの1つです。流石に清水寺ほどの規模はありませんが、崖の中腹に作られていて、中々風情があります。こちらの建物自体は江戸初期に建てられ、昭和に再建されたものなのであまり歴史は感じさせません。中には聖観音菩薩が安置されています。
ただ、唐松観音自体の由来は古く、平安時代に京都のお姫様が、仏様のお告げではるばるこちらまで出向き、炭焼きと結婚したそうです。その際、お姫様が持参していた仏像を祀ったのが唐松観音の始まりとされています。お姫様の息子が義経を奥州に誘った金売吉次とされているようで、その内容はともかく、そのくらいの時代からあったのでしょう。
中々見ることのできない建築物ではありますので、社寺仏閣に興味があるなら足を伸ばしてみても良いと思います。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/02/26
いいね!:0票