普茶料理発祥の「黄檗山萬福寺」
- 3.5
- 旅行時期:2017/01(約9年前)
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by 実結樹さん(女性)
宇治 クチコミ:4件
京都駅からJRで25分。
その名も「黄檗」という駅を下車し10分ほど歩きます。
冬枯れのオフシーズンの境内に人影はまばら。
前回来たのは平成16年11月で、東福寺から伏見稲荷を経て位置関係から自然の流れで南下して訪れました。
このお寺はあまり紅葉が映えるという訳ではない禅寺らしい簡素な堂宇が建ち並ぶ造りです。
長い回廊を巡って見学順路が設定されています。
見所のひとつは斎堂前にある「開板」で木魚の原型ともなっている魚板や「布袋様」。
布袋様は、いつしか中国の弥勒菩薩信仰と交わって「弥勒菩薩の化身」といわれるようになったのだそうですが、現代の常識からすると生活習慣病の権化のようなお姿です。
私はとてもお参りする気にはなれませんでした。
寺域内にはお寺直営の普茶料理の食事処「黄龍閣」があります。
ちゃんとした普茶料理は2人からの完全予約制で税サ込7,560円と5,400円の2コース。
これに拝観料500円は別途かかります。
「普茶弁当」(3,240円)なら一人からでも予約でき、当日飛び込みでも余裕が有れば頂けます。
今回私が行った2017/1/23(月)には「あと4食」との表示がありました。
平成16年11月に行った時には境内の茶室「有声軒」でお煎茶の茶会が催されていました。
「無料」の文字に惹き込まれて茶席に列してしまいました。
お抹茶席なら体験はありますが「お煎茶」のお点前に接するなんてなかなか出来ないことで、思わぬ有意義な1時間を過ごす事ができました。
流石に「お茶の萬福寺」だと思いました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 京都駅からJRで25分です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- オフシーズンだったこともあり人影はまばら
- 見ごたえ:
- 3.5
- 簡素な禅寺の雰囲気です
クチコミ投稿日:2017/01/31
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