兄の主をも射貫いた与一
- 3.5
- 旅行時期:2007/08(約18年前)
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by マローズさん(男性)
高松 クチコミ:11件
与一が神明の加護を祈った祈り岩から北西数十メートルの所に、与一が鏑矢を発した駒立岩がある。
見事与一は扇の的を射ることができ、扇は空中へ舞い上がってひらひらと揺らめきながら海に落ちた。しかし本当に命中していたならば、扇は木っ端微塵に吹き飛ぶので、扇の要の際をかすめただけではないかとも言われている。
これには源平両軍共、喝采を送った。特に平家方についていた与一の兄・六郎実高の主、伊賀十郎兵衛家員は感動して舞を舞い始めた。
すると源氏軍の中から「あの舞を舞う者も射るべし」という声が上がり、与一は不本意にも家員を射ってしまう。
矢は家員の首に命中、海中へ落下した。
これに怒った平家軍は、一斉に攻撃を始める。その中に大長刀を振るう猛者がいた。悪七兵衛景清、「錣(しころ)引き伝説」の主役の一人である。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/09/12
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