二人の “ NAMIKAWA ” の一人。
- 5.0
- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by azuraさん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:116件
有線七宝という、独自の技法を編み出した
七宝家で、パリ万博では(従来の)無線七宝の
濤川惣助と共に、二人のナミカワと評された
そうです。
金や銀のとても細い線を下絵の上に置いて
図柄に輪郭を持たせる事で、くっきりと
図案が生えるのが特徴の技法。
とても小さな作品が多く
図柄もとても小さい為
よくこんな細工が出来るものだと
作品の美しさに魅せられます。
当時のヨーロッパの方が気に入られたのも
わかる気がします。
この記念館は、七宝焼の工房であり
並河靖之氏の私邸であり、外国から訪れる
バイヤーとの商談の場でもあったそうです。
その為、建物もとても素敵で背の高い外国人に
合わせた、当時では高めの鴨居の設定や
隣家に住んでいた、小川治兵衛氏による
琵琶湖疎水を取り込んだ見事な庭園なども
見所です。
お写真はNGです。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2016/08/23
いいね!:3票
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