本丸御殿:桂宮邸時代にあの和宮がこの御殿に住んでました
- 4.0
- 旅行時期:2014/09(約11年前)
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by kksydneyさん(非公開)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:66件
二条城本丸御殿のオリジナルは1788年(天明8年)に起きた天明の大火で焼失しています。
長く空き地だったここに今なぜ御殿が現存してるかと言うと、京都御苑の北側の桂宮邸の御殿を明治時代の1893年(明治26年)になってこの場所に移築したからです。
以前は定期的に公開してましたが耐震化工事をする予定で今後の公開は未定との事。
母屋の屋根の曲線を誇張する膨らみや玄関の入母屋屋根などに公家住宅の遺構が見て取れます。
また貴重な公家住宅の完全な物件という事で国の重要文化財に指定されています。
この御殿は幕末の桂宮邸時代に仁孝天皇の皇女和宮が公武合体の徳川幕府の政略結婚で14代将軍徳川家茂に嫁ぐ前に姉で桂宮家当主であった桂宮淑子(すみこ)内親王と1年半以上も住んでいた建物です。
また幕末に御所が火災で炎上した時にも延焼を免れ当時の孝明天皇の一時避難先になったという由緒深い建物です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/07/31
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