民家の間に御嶽がある
- 3.5
- 旅行時期:2016/04(約8年前)
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by はまちゃんさん(男性)
那覇 クチコミ:469件
世界遺産のひとつ、“玉陵”のすぐ近く、寒川通り(県道50号線)に面する“琉染”と言う染物屋さんの向かい側の道路沿いに「美連嶽」の説明板が建っています。
御嶽(うたき)は、琉球の信仰における祭祀などを行う施設で、現地の説明板によると、『昭和戦前期まで境内は広さ約250坪ほどのおだやかな起伏のある小丘で、一面芝生が広がり、高さ5m程の奇岩が直立する奇岩と芝生の調和する美しい庭園のようにも見えました。』とありますが、現在、その境内には、民家が建ち、民家の間に御嶽の岩がせまくるしく残されているだけで昔の面影は残っていません。しかし、御嶽の祭壇には香炉があり、今も拝所として守られているようです。
説明板に表記されている図面を見ると、この周辺には、“大美御殿”や、“中山門”“玉陵”、“御客屋”などの施設の表記があり、このあたり一帯は王府関連の建造物が建ち並んでいたことが想像できます。現在は、残念ながら玉陵以外その遺構は何も残っていませんが古都首里を思いながら周辺を散策しました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/06/03
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