地上鉄?
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- 旅行時期:2016/05(約10年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
札幌 クチコミ:1139件
首都圏や大阪などでは、相互乗り入れなどで地下鉄車両が地上を走るのは珍しくありませんが、札幌では地下鉄の専用軌道が地上を走っています。
その昔、首都圏の小学校などでは、社会(地理)の教科書に札幌にはロードヒーティングなるものと地上を走る地下鉄があることが載っていましたが、その地上を走る地下鉄というのが、地下鉄南北線のこと。
さっぽろ駅周辺を利用している分には、あまりピンと来ませんが、南の真駒内方面まで行くと、突如として車内が明るくなり、地上を走行するようになります。
地上といっても、シェルター内で、外を見るとガラス戸があって、何かとてつもなく長い倉庫建屋の中を走行しているようで、不思議な感じがします。
地下鉄南北線はもう一つ特徴があって、車輪がタイヤです。
実は他の札幌市の地下鉄はみな、タイヤなのですが、南北線だけは特に乗り心地がふかふかな感じがします。
何か車両がゴムローラーで走行しているような気分になりました。
また、首都圏の地下鉄に比べ、料金が割高な気がします。
土日であれば、地下鉄専用のフリーキップ、ドニチカきっぷ(¥520円)を利用するとよいです。
旅行者には関係ないかもしれませんが、南北線の北の終点は麻生駅までです。
最近は、プロ野球日本ハム本拠地の真駒内移設が一案として挙がっており、南北線に新駅を作る計画が持ち上がっているようですが、それよりも北のベッドタウン、屯田地区まで延伸した方が地元民の利便性は上がります。
屯田から中心部に向かう道路(片道2、3車線の広い道路)は、朝は毎日大渋滞を引き起こすので有名です。
北の方は石狩川の泥炭地のため、地盤が悪いから延伸しないのでしょうか?
もっとも、旅行者にとっては、地下鉄さっぽろ駅がJR札幌駅にもっと近くなることの方が重要だと思いますが…。
これも旧札幌駅の名残のようです。
地下鉄を経営する札幌市は、再び札幌オリンピックの誘致などということを考えているようですが、それを機にインフラが改善したとしても、札幌市の地方税はただでさえ高く、市民にとってはかないません。
- 施設の満足度
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3.0
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 乗り場へのアクセス:
- 3.0
- 車窓:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/06/02
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