幻想的な地下採掘場跡

4.0
旅行時期：2016/05（約10年前）

by noelさん（女性）

宇都宮クチコミ：4件

私が大谷資料館を知ったのは、この４トラでです。
最初は何気なく見ていて、海外の石窟のような場所
かと思っていました。
でも、それが日本で、しかも宇都宮と知ったからには
もうこれは行くしかない！
と思いかなり期待を胸に訪れました。

でも期待しすぎると裏切られる場合があります。
期待しすぎないようにしたつもりです。

それとは逆に、知らずに行って感動した場所に
トルコのカッパドキアがあります。
こちらも奇岩、という点では共通点があります。

さて訪れたのは、憂鬱な雨天の日でした。
ただし館内に入る前に、あたりに漂う冷気。
これがまた想像をくすぐられます。

そして階段を下りて目にした光景は、
今まで私の知っている
洞窟、鍾乳洞、炭鉱跡・・など
普通は腰を屈めて入ることもあるぐらいのような
施設なはず・・と思うのですが
この大谷資料館は全然違います。
広大な地下空間には吃驚です。

採掘の歴史もさることながら、以外だったのが
太平洋戦争の時、工場の疎開が行われていたこと、
その疎開先として、飛行機の地下生産までしていた
とは・・。
確かにここならできるでしょう。

最後に観光される時は、８度しかないので寒くない
ようにして出かけましょう。
私は上着プラス毛布をお借りしましたが、
それでも寒いくらいでした。