ある意味、一番”お得”な新幹線になりました

3.5
旅行時期：2016/04（約10年前）

丸の内・大手町・八重洲クチコミ：27件

北海道民にとっては、2016年春は北海道新幹線開業という、ある意味、青函トンネルが地域の足としての歴史を終えてしまう年でもありましたが、最近の新幹線は一駅乗車だけでも何でこんなに高いのかなと思ってしまうことがあります。相対的に昔からある東海道・山陽新幹線は一駅だけ（場合によっては二駅でも）なら、1000円以下の特急料金で乗れるので、消去法的には北海道民でありながら一番良く利用している新幹線が東海道新幹線です。中でも在来線の連結車両が少なくて常に混雑している印象のある大垣＝米原間を回避するための岐阜羽島＝米原等の一駅利用がお財布と快適性を共に重視される方にお勧めの利用方法です。まあ、新幹線に関しては、好き嫌いがはっきりと分かれる乗り物だと思いますので、お金に余裕がある方はスピード最優先でどんどん乗ってあげて下さい。

尚、新幹線の一駅利用の際は、是非在来線を含めて100キロ以上200キロ未満の途中下車できるタイプの乗車券での発券をお勧め致します。そして、200キロ以上だと特に大都市圏では”市内”扱いの発券となってしまって、市内駅での途中下車が出来なくなりますので、200キロ未満になるように計算して、出来るだけ切り捨てが少なくなる120キロ、140キロ、160キロ、180キロ、200キロ近辺の営業キロになるように計算して、発駅と着駅を決めて購入し、新幹線乗車区間以外にも何度も途中下車の旅を楽しんで、トータル的な乗車券としてのコスパで新幹線に払った無駄な特急料金を取り返すようにすれば良いかなと思います。因みに今回は岐阜羽島からの発券でしたので、在来線としての発駅がこの駅でしか組めませんでしたが、京都経由で大阪に行く予定があったので、京都までと同じ料金で発券できる営業キロをそれぞれの方面に計算すると、丁度奈良線の稲荷駅までがぴったり120キロだったので、ここを着駅としてみました。