明治元年建築の長崎商人の洋館
- 5.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by ゆっくさん(男性)
長崎市 クチコミ:36件
グラバー園内の中腹にある寄棟造桟瓦葺の木骨石造平屋の洋館です。英国人のフレデリック・リンガーと、その子供、孫の3代が居住した家だそうです。明治元年に元々この地に建てられた建物で、国の重文に指定されています。
周りにベランダを巡らせており、グラバー邸やオルト邸と同様、コロニアル風ですね。左右対称で7部屋程あります。目の前には長崎湾が綺麗に見えます
フレデリック・リンガーは元々グラバー紹介の幹部でしたが、30歳の時、明治元年にホーム・リンガー商会として暖簾分けし、製茶業を手始めに、幅広く事業を展開し長崎の殖産興業に力を注いだ大物だそうです。68歳で帰国します。
ちなみに、ホーム・リンガー商会は北九州市門司に現存しているとのことです。
また、あの長崎ちゃんぽんで有名なリンガーハットは、直接このフレデリック・リンガーとは関係ないですが、長崎商人としての成功にあやかり命名したとか。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/12/03
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