神秘的な別世界が味わえます

4.0
旅行時期：2015/10（約10年前）

by 愛さんさん（女性）

伏見クチコミ：46件

長い歴史をもつ「伏見稲荷大社」は2011年ご鎮座1300年を迎えられました。お参りを済ませたら、本殿後ろの山の方角に進むと朱色の鳥居がたくさんご覧いただけます。ここの鳥居は何故たくさんあるのか疑問でしたが実際に伺って判りました。それは三越日本橋本店の屋上に立っている稲荷神社（三囲神社）に関わりがあり、約３００年程前に江戸時代中期に江戸に三井越後屋という呉服店がありました。当時は店を切り盛りしていたのが創業者の次男・三井高富でした。商売順調であったが同業者からの嫌がらせに悩んでいた時、お稲荷さんに祈り続けていた所、店の悩み事が消え去り客も増え現在まで発展し続けることができました。そして伏見稲荷大社の姿を大きく変え、この千本鳥居はお参りに来た人が、願いが叶った、通ったと、お礼の意味から鳥居を奉納するようになったそうです。その数なんと推測ですが10,000基と言われています。千本鳥居が誕生の秘話を知る機会を得て、くぐり抜けると極楽浄土に行ったような別世界が味わえ心が浄化されました。