戦争の無い平和な世の中を願う気持ちに国内も国外もない

5.0
旅行時期：2015/05（約11年前）

by ぱくにくさん（男性）

長崎市クチコミ：51件

1945年8月9日、長崎に落とされた原爆の爆心地の北側にある高台に設けられた公園です。
松山町の電停近くで、エスカレーターで高台まで登ることができます。

エスカレーターを登ると、そこには平和の泉。
爆風の熱で水を求めた当時の人々の苦しみを忘れないようにと作られたのだとか。

公園内には有名な平和祈念像、国外から寄贈された平和を願うオブジェなどがあり、国内外を問わず、戦争の無い平和な世の中を願う観光客が訪れています。厳粛に公園内を観光されている海外の方、その方々に日本語混じりでしたが一生懸命説明をしていたボランティアのガイドさん。平和を願う気持ちに国境は本来ないものだと思った瞬間でした。

また、長崎は原爆投下後何十年はさら地だと言われていたとのこと。
その街をここまで復興させた長崎の人々への敬意も忘れてはいけないと思います。

残念ながら、戦争がゲームであるかのように語る政治家が最近増えていて残念ですけど。

公園の裏手を降りていくと、浦上天主堂までも10分足らずの距離です。