粉河寺の守護神、「粉河祭」の中心
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- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by yoshimune-kunさん(男性)
岩出・紀の川 クチコミ:9件
粉河産土神社は、粉河の土地と、そこで生まれた人全員を守護するための神社です。
その創建は、粉河寺開創(宝亀元年、770年)の10年ほど後の延暦年間(782年~806年)であるとされ、粉河寺の守護のために近隣にあった丹生神社を勧請(分社)したことが始まりと伝えられます。
主祭神は、高野山の地主神として知られる「丹生都姫命」と、天照大神の長男であり農業神とされる「天忍穂耳命」です。
毎年7月末に盛大に開催される「粉河祭」はこの神社の祭礼で、記録で確認できる最も古いものは康永3年(1344年)であるとされ、少なくとも670年以上は続けられています。
粉河祭は、もともとは粉河寺の創建者である大伴孔子古の子である船主が奥州征伐に向かい賊徒を退治して凱旋した時の姿を伝えると言われる「渡御式」が祭のメインであり、後にだんじりが追加されました。
しかし、「渡御式」は祭事として特定の人々しか参加できなかったのに対し、だんじりは町衆が誰でもが参加できる派手なイベントであったため、やがてだんじりが祭の中心行事となっていったようです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- JR和歌山線粉河駅から約1km 粉河寺の境内にあります 粉河寺の有料駐車場が利用できます
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/07/29
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