坂本龍馬の妻お龍の実家
- 3.5
- 旅行時期:2014/05(約10年前)
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by bluejaysさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:18件
坂本龍馬の妻お龍は、楢崎将作の長女として1841年、京都の富小路六角に生まれた。将作はその後ここ柳馬場三条で開業医となったが、勤皇の志士たちと交流したため安政の大獄で捕えられ獄死した。
龍馬との出会いは寺田屋で奉公していたときとも、また妹君江が土佐藩の賄いをしていた縁とも言われる。
龍馬の死後は姉乙女のもとに身を寄せるが、気性の激しい者同士で合わず、1年ほどでそこを去り、東京に上り西郷隆盛らを頼るが、生活は貧しかった。
明治に入り、小説「汗血千里の駒」が出版されると龍馬は時の人となったが、お龍はそれを読むまで龍馬が何をした人か知らなかったという。
その後は名を「ツル」と改め、1875年横須賀の商人西村松兵衛と再婚。妹の息子を養子にとり、母と妹を呼び寄せて暮らしたが、養子と母は他界し、松兵衛と妹が家を出て独り暮らしとなった。俗説ではツルは酒浸りとなり、「私は龍馬の妻だった」が口癖だったと伝わる。
横須賀にある墓には「贈正四位阪本龍馬之妻龍子墓」(原文ママ)と刻まれている。松兵衛とは別の墓に葬られている。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/07/23
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