源平合戦に関わる史跡の一つ
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- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by はまちゃんさん(男性)
神戸 クチコミ:76件
生田境内の楼門の右手にある、源平合戦に関わる史跡の一つです。
周囲を石の柵で囲われた中に、井戸らしいものがあって、青竹で蓋がされているため中は見えません。
そばに駒札(説明板)があって、次のように記されています。
【駒札に記載されている内容】
『一名「かがみの井」ともいわれ、寿永の昔(約800年前)源平生田の森の合戦の折、梶原景季がこの井戸の水を汲んで生田の神に武運を祈ったと伝えられる。別説では景季がこの井の水を掬った時、咲き盛った箙の梅の花影が映ったとの伝もある。
けふもまた生田の神の恵かや ふたたび匂ふ森の梅が香 景季 』
一ノ谷の戦いで梶原の二度駆けと呼ばれる奮戦をした梶原景季については、『源平盛衰記』によれば、この戦いのときに景季は箙(えびら)に梅の花の枝を挿して奮戦したと帰されています。これに因んで、楼門の左手には“箙の梅”が植得られています。
生田神社には、源平合戦に関わる史跡がたくさんあります。歴史好きの方は探しながらみて周るのも面白いと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/07/13
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