建物は国の有形登録文化財

4.0
旅行時期：2015/05（約11年前）

二条・烏丸・河原町クチコミ：144件

地下鉄烏丸線の丸太町駅から歩いて２０分足らず、二条城の北、下立売通りぞいにあります。
創業は江戸時代後期という油販売の老舗店で、食用油や椿油、オリーブオイルなどを販売されています。訪れたのが閉店時間の１７時を過ぎていたので、店内に入ることが出来ませんでしたが、国の有形登録文化財に指定されている歴史ある建物や周辺の観光スポットなどをみて回ることが出来ました。
安政二年（1855年）に建てられたというお店は、紅殻格子に間口の広い重厚な建物で大変見ごたえがあります。また、建物の端には水車が回る小さな池と庭があって風情があります。
また、平安時代、この附近は天皇の住まいである内裏の東側に当たり、一本御書所があったところで、お店の東側には、“平安宮一本御書所跡”の石碑と駒札（説明板）があって、1159年の平治の乱で後白河上皇が幽閉された場所などの説明があります。