熊谷直実の念持仏がお祀りされている
- 3.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by はまちゃんさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:144件
阪急京都本線の大宮駅から歩いて10分足らず、姉小路神泉苑を南に少し下がった東側にあります。
江戸時代初期に開山されたという古刹ですが、当時の建物は京都の町中を焼きつくした天明の大火により焼失し、現在の本堂や観音堂などは嘉永年間(1848~1854年)に再建されたものだそうです。
お寺の山門横には、『熊谷蓮生坊守護本尊』と彫られた大きな石碑があります。熊谷蓮生(熊谷直実の法名)は鎌倉時代の武将で後に出家し、一時期、京都で暮らし、その念持仏の十一面観音像が観音堂にお祀りされています。
その他にも、江戸の侠客で火消しとしても活躍した新門辰五郎が15代将軍・徳川慶喜の警護、京都二条城の防火を任され、二条城に近い来迎寺が辰五郎らの宿舎になったという歴史もあり、境内には禁門の変で犠牲になった辰五郎の子分の碑があります。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/07/03
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