池田屋事件
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- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by bluejaysさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:18件
八月十八日の政変で失脚した長州は、巻き返しの機会をうかがっていた。新選組は長州と親しい古高俊太郎を捕らえ拷問の末、祇園祭の前に御所に火を放ち、その混乱に乗じて一橋慶喜・松平容保らを暗殺し、孝明天皇を長州へ拉致する計画を自白させた。そして古高逮捕により長州・土佐・肥後の尊攘派が、計画を実行すべきかについての協議を京都のいずこかの旅館で行うことを突き止めた。
池田屋の尊攘派二十数名に対し、踏み込んだ隊士は近藤勇・沖田総司・永倉新八・藤堂平助の4名だった。沖田は戦闘中に倒れ、藤堂は額を斬られ戦線離脱し、一時は2名での戦闘となったが、援軍の到着により9名を討ち取り4名を捕縛する新選組の圧勝となった。
池田屋の会合については、尊攘派側には放火や天皇拉致などの記録がなく、その証拠は拷問を受けた者の自白のみであり、その当人も早々に処刑されており、客観的証拠を欠いている。出世の糸口をつかむための、新選組によるプロパガンダの疑いが強い。
現在は「海鮮茶屋池田屋」。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/06/27
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