デザイン性の光と影
- 4.0
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by イチロロさん(男性)
札幌 クチコミ:18件
普通の住宅街の中にある教会ですが、じつは近代建築の巨匠アントニン・レーモンド氏の設計による礼拝堂です。
木造&レンガ造のハイブリッド(笑)、二段階に折り曲げられた屋根、サイドに設けられた煉瓦の三角壁(バットレス)と、積雪への考慮とデザイン性が両立されています(^^
和紙貼りのステンドガラスもユニークですが、ちょっとカルトぽさが出てしまってるかもw
内部は、丸太の梁による力強い小屋組をそのまま露出させていて見応えがありますが、寒冷地としては寒さがきつそうな造りだな、と思いました。
案の定。。。
教会建築における光の採り方は(光と影の)演出要素が強く、設計者の腕の見せ所です。
こちらの教会も例にもれず、サイドの壁は一見窓なしに見えますが、じつは間接採光の窓が隠れています。
そこを覗いてみると、窓前に後付けのヒーターが取り付けられていました。
きっと寒くてしょうがないのでしょうが、見た目は台無し(><)
(まだ隠れてるだけマシではありますが。。。)
有名建築家による建物、観てる分には美しいが実際は住みづらい、使いづらい、というのはよくある話ですが、なかなか難しいですよね。。。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/06/18
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